2008年11月 4日 

『日本で驚いたことは…』
 「異文化間コミュニケーション」をテーマにした授業のまとめとしてスピーチを行った。「今まで感動したことや、変だと思ったり疑問に感じたりしたこと」から始めて、その話の「解決案や周りの人に対する提案」をまとめるという構成のスピーチである。
 くじで順番を決めてスピーチを始めた。どの学生も日本での経験からスピーチを始めていたが、半数近くが、「日本で驚いたことは電車です。」と電車に関する内容でだった。「日本の電車はこんでいる」という話から、「もっと時間の余裕を持ったほうがいい」、「日本人は他人に迷惑をかけたくないだけではなく、かけられたくないのだ」、「なぜ電車の中で携帯電話を使えないのか」などそれぞれの意見を展開していった。結論としての意見はさまざまだが、それを主張するためのエピソードとして選ばれるのは電車。日本の生活(実際は東京の生活、だと思うが)の象徴はこんでいる電車なのだと実感した。
 スピーチのようにみんなの前で発表する時間は、彼らが日本に来たばかりで、つたない日本語を話していた頃を思い出して感慨にふける時間でもある。程度の差こそあれ、堂々と意見を述べている姿を見ると、それぞれ日本語が上手になったな、ここまでよくがんばったな、と心から思う。(早川)