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『雨の遠足』
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2008年12月17日、遠足でバスに乗って富士山の近くにある遊園地へ行った。前日までしばらくいい天気が続いていたが、当日は出発時から雨。遊園地に近づくにつれ、雨はますます強くなり、車内中からため息や「本当に行くんですか?」という声が聞こえ、暗い雰囲気に包まれた。引率する私も、つらい気持ちだった。 遊園地では雨のため、多くの学生が楽しみにしていたジェットコースターの類はすべて運休で、私たち以外の来園者はまばらだった。冷たい雨と寒さが一層寂しさを感じさせる中でのスタートとなった。 ところが、私の予想に反して、遊園地での学生達は元気で活発だった。園内至るところで写真を撮ったり、お化け屋敷に行ったり、家で作ってきたお弁当をみんなで分け合って食べたりして笑い声が絶えなかった。 帰る時には「残念だったけど、楽しかった」「みんなで来てよかった」「思い出が作れました」といった感想が聞かれ、その声に救われた思いがした。学生たちにとっては友達と遊びに行く貴重な機会だ。私も来てよかったと感じた。 次の日、朝から天気は快晴だった。昨日は楽しかったなと思いながら学校へ行くと、学生達は口々に「昨日だけ雨なんてひどい!」「昨日遠足に行ったのが悔しい」「今日は雨のほうがよかった」と残念そうに言っていた。やはり遠足は晴れているに越したことはない。次回はもっと早くから、てるてる坊主を作ろうと思う。(本多)
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