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日本語教師こぼれ話 2012年

冬の遠足

 冬の遠足がありました。行き先は東京ディズニーシー。一度も行ったことがない場所で何もわからなかったので、当日の園内での行動はすべて学生に任せ、後ろからついて行きました。絶叫するアトラクションが好きな学生、それが嫌いな学生と分かれたので、絶叫系は他の先生にお任せし、私は後者について行きました。アトラクションに乗るまでの間学生たちと話していましたが、こんなに喋る学生達だったのかと改めて気づきました。
 文型を学び小難しい文章を読まされる学生たちにとって授業がストレスになっているのかなと思ったり、無邪気に楽しむ姿を見ていて若者らしさや純粋さを感じたりと、教室ではあまり見ることができない姿に驚きました。同時に、自分は教室で学生たちに何を教えていたのだろうかと考えさせられ、恥ずかしくも感じました。
 大きな熊のぬいぐるみを買った男子学生がいたので、「誰に買ったの?」と聞くと「友達です」。すかさず「彼女?」と聞くと「いえ、男の友達です」。彼らの厚い友情を感じました。
 自分もせっかく来たのだからと思い、記念になるものを探したのですが、結局、かの学生と同じ熊のぬいぐるみで一番小さい物を買いました。誰の手に渡ることなく、いま自宅のカウンターに鎮座しています。(阪上)

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『おせち料理は甘くて冷たい』

 1月6日が今年最初の授業でした。2週間ほどの冬休みの間、日本では大晦日と新年を迎え、私はまだお正月気分が抜けないままでしたが、「学生のみんなは何をしていただろう?」と会うのが楽しみでした。
 年末年始にしていたことを話してもらうと、年越しそばを食べた、紅白歌合戦を見た、初詣に行った、おせち料理を食べた、など日本のお正月らしいことをしていました。紅白や初詣なら外国人でもできそうなことですが、家庭で食べるおせち料理をどうやって食べたのだろう?と少々驚きました。
 ある学生は、日本人の知り合いの家に招待され、三段重のおせち料理をいただいたそうです。私でも食べたことがない本格的なおせち料理を羨ましく思っていると、「どれも冷たくてあまりおいしくなかった」との感想。確かに、おせち料理の品々は冷たいものです。また、ある学生はスーパーの夕方特売半額500円で買ったそうです。そんなのあるんだあ…と思っていると、「甘すぎて、全部は食べられなかった」との感想。ああ、確かに、お多福豆や田作り、伊達巻、金団など甘いものが多いです。でも、それがお正月らしいと私は感じるのですが、外国人の学生にとっては、冷たくて、甘い料理にはあまりおいしさを感じられないようです。
 おせち料理はおめでたいものだと、縁起のよさしか感じていませんでしたが、学生の冷静な感想を聞いて、おせち料理の“味”を再認識しました。(小川 治子)

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『卒業を控え…』

 2月も下旬に入り、卒業まで1か月あまりとなったある日、大学院進学が決まった学生とこれまでの日本語学校での生活を振り返っていると、「私が書いた研究計画書は、1年前に私が考えていたものとは全く違うものです。」と言われました。どういう意味なんだろうと、その意図を確認してみると、「1年前は、大学院に進学して、国で学んだことを続けようと思っていただけだった。今思えば、専門知識も足りていなかったし、研究するということについて深く考えていなかった。でも、いろいろ勉強して考えて、1年前の私には想像できないものが書けた。」ということでした。
 この学生は非常に真面目で、何度も何度も大学院進学について話し合いを重ねてきた学生です。入学当初を思えば、日本語も上達しています。でも、彼の話を聞いた時、彼の成長は日本語だけではないことに気づかされました。彼の成長にはただ勉強をして知識を得たということだけではなく、深く考えるといった、人としての成長も含まれているのではないかと思います。
 学生本人の努力あっての成長ですが、日本語教師として少しでも彼の役に立てていれば嬉しいなと思いつつ、またこれから自分自身も頑張っていこうと思えた出来事でした。(水野)

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『入学式を終えて』

 4月の初旬に今年度の入学式がありました。新入生が入学し、今学校の中はフレッシュな雰囲気で満ちています。
 学校では、新入生が入学するときには、勉強するクラスを決めたり、学習者の情報を得たりするために、必ずレベルチェックテストやインタビューを行っています。インタビューを行っていて、最近気が付くのは、独学で日本語を学んで来る学習者の存在です。
 今までも独学の学生はいましたが、最近では、母国にいながらにしてインターネットで日本語を学び、日本の最近のドラマやアニメ番組も見ています。さらに、日本人とチャットで会話練習をしていたような学習者もいます。
 今はこのような学習者はまだまだごくわずかです。しかし、今後このように母国でも自分で日本語学習ができたり、生の日本語に触れられたりできる手段がますます増えていくと思います。そうすると、日本語学校のクラスでは何を教えるのが学習者のニーズに合っているのか考えなければならないと思います。日本でなければ、日本語学校でなければ学べないこと、何が学習者にとって意味のあることなのか、考えていく必要があると感じています。(本多)

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『上級クラスの授業って?』

 みなさんは「日本語学校の授業」と聞いたら、どのような授業をイメージしますか。千駄ヶ谷日本語学校には、現在初級から上級まで9つのレベルがありますが、その最上級クラスの今日の授業は、ディスカッション。新聞記事を読んでそれについて意見交換をします。テーマは「所得格差と機会の不平等」。これまで、読解の授業を通してテーマに関するいくつかの記事などを読んで情報を集めてきました。「え、そんな難しい話を留学生ができるの?」と思われるかもしれませんが、学生たちは大人です。社会に対する考えや意見を日本語で伝えることができるようになることが、上級クラスの大きな目標の一つです。
 「親の収入によって子どもの教育に格差が出るのは、私の国でも問題になっている」
 「不平等というけれど、高額所得者はこれまでたくさんの努力をしてきた。努力しないで不平等だと言うのはおかしい」
 「そもそも、人はみんな違うのだから、平等というのはないのではないか」……。
 なるほど……。そういう考え方もあるのか……。私は唸りっぱなしです。
 学生たちにとって、日本語を組み立てながら意見を考える作業は楽なことではありませんが、こういった活動を通して言葉や表現、また日本社会について様々なことを学んでいきます。
 でも実は、この授業を通して一番多くのことを学んでいるのは、学生ではなく教師かもしれません。(勝間田)

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『勉強したことが身に付くとき』

 私は、今初級の学生に文法(文型、表現)を教える授業を多く受け持っている。文法の意味、形はもちろん教えるが、何より大切なのは「いつ、どんな場面で使うか」ということを学生に伝えることだ。意味と形だけわかっても、「いつ、どんな場面で使うか」がわからなければ、実際の生活の場面で学生の口からはその文法が出ず、頭の中に「お蔵入り」してしまう可能性がある。逆に、「いつどんな場面で使うか」がしっかりわかれば、学生の「文法を使おう」という気持ちが育ち、勉強したことを教室の外で「体感する」力がつくと思う。
 その「体感」を得た学生は、よく報告をしてくれる。「~く、~てください。」という文法を学んだあと、美容院で「短く切ってください」と言え、かわいいヘアースタイルになった学生。「~と…」(例:右に曲がると、銀行があります。)という文法を学んだあと、日本人に道を聞いたら、教室で聞いたとおりの表現を使って答えてもらい感動し、行きたいところへ行けた学生。「~のおかげで、~」を学んだあと、「先生のおかげで、テストでいい点が取れました」と心からの気持ちを伝えられて満足した学生…。教室だけではなく、現実の場面で「伝えられたこと」「わかったこと」を得た学生はとても生き生きしていて、勉強したことを自分のものにしていると感じる。そんな「体感」のチャンスを与えることも教師の役割のひとつであると思う。(大浜)

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学生の気持ち

 現在、千駄ヶ谷日本語学校では60名ほどのサウジアラビアからの留学生が勉強しています。母国で多少の日本語学習歴がある中国や韓国の学生たちとは違って、サウジアラビアからの留学生は母国での学習歴が全くない状態で入学してくることがほとんどです。

 私は彼らの初級クラスを担当することになり、ひらがなも知らない、英語もわからない彼らと授業外でも何とかコミュニケーションがとりたいと思い、思い切ってアラビア語の勉強を始めてみました。勉強といっても本を買って通勤電車の中で読む程度ですが、始めてみてびっくり。文字、発音、文法、すべてが日本語と異なっていてぜんぜん覚えられません。勉強を始めたことを後悔するとともに、これは学生が日本語を習得するのもさぞかし大変なことだろうと痛感しました。

 その日から授業で学生たちに教えるときにも、自然とゆっくり丁寧に教えるようになりました。文をリピートするときに発音を何度も聞かせたり、学生が板書をノートに写すのを根気強く待ったり、彼らがよく使うであろう短いスキットから文型を導入したり…。当たり前のことですが、その当たり前のことが自分がアラビア語を勉強し、学生の気持ちになることによって自然にできるようになりました。

 アラビア語はなかなか上手になりませんが、これからも勉強を続けようと思っています。(土田)

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夏休みの宿題

 7月末に始まった4週間の夏休みが終わります。今年はイスラム教の断食の時期と重なったこともあり、4週間まるまる帰国する学生が多かったように思います。4週間日本語を聞かない、読まないと、せっかく覚えた日本語を忘れてしまうので、毎年夏休みが始まる前に学生に宿題を出しています。聞く、読む、書く練習ができる宿題です。ちなみに、学生時代、夏休みの終わりになると、いつも焦って宿題をしていた私は、夏休みに宿題をするのは当たり前のことと思っていました。
 ところが、学生の反応は全く違いました。宿題を渡した瞬間、「宿題があるなんて信じられない」、「夏休みじゃないようだ」という反応が返って来たのです。学生の話によると、中国や韓国では宿題があるそうですが、サウジアラビアでは夏休みの宿題はないということでした。インターネットで調べてみたところ、アメリカやフランスなどの欧米諸国でも、夏休みの宿題はない国が多いようです。ちょうど学年が変わる時期であることがその背景にあるようです。
 日本の受験生が、夏休みこそ勝負と言って必死で勉強しているのに比べ、同じ受験生である留学生はのんびりしているなと感じるのは、こうした文化の違いがあるからかもしれないと感じました。留学生にとっては、これからが勝負です。(関川)

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たかがテスト、されどテスト

 千駄ヶ谷では9月はテストの季節、ということで私のクラスでも先日、期末テストの日を迎えました。教卓の上から見える学生の姿は実 に様々です。急に光が指したかのようにペンを走らせる学生、なぜか一人笑いが止まらない学生、さらにこの間はテスト中に突然「先生、X 番の②の答えを教えてください」などと真顔で質問する大胆な学生もいました。
 テストが好きな学生がいないことは知っています。しかし教師としては、教えたことがきちんと消化できているのか、大切なことを忘れ ていないかがいつも心配でなりません。日本語学校は義務教育ではなく、また学生たちは高校生ほど若くもありません。そんな彼らが上手 く新しい知識を覚えられるように、定期テストがそのきっかけになればと思うのです。
 これとは別に、先日「日本語能力試験」の結果も発表されました。世界中の日本語学習者の目標となる公的試験のひとつです。クラス内が 結果に一喜一憂する中、ひとり結果通知を開けない学生がいました。「どうしたの。結果を見ないんですか」「見ません。絶対に落ちてい るから。」まあそう言わずに、と促し結果を見たら見事合格!よほどうれしかったのでしょう、泣きながら「ありがとうございます」と何 度も私の手を握ってくれました。もちろん私もうれしいのですが、その脇でじっと唇を噛んで不合格を受け止める別の学生の顔も、私は気 になりました。
 たかがテスト、そんなに振り回されないで楽しく勉強してほしいと思う気持ちと、この気持ちを忘れずますますがんばって勉強してほし いという気持ち。この二つの気持ちをバランスよく持ちながら、教師である私自身も学生とテストとうまく付き合いたいものです。(石川)

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『限界を決めるのは誰?』

 初級クラスでは、漢字クラスという授業があります。これは漢字圏と非漢字圏の学生を分けて進めるのですが、先日考えさせられることがありました。

 漢字圏のクラスでは、漢字を見ただけで意味が理解できるため、モチベーションが下がりがちです。そこで、一緒に使う動詞や語彙、一歩進んだ表現なども教えています。一方、漢字に全く馴染みのない学生のクラスでは、読めるようになることや推測できるようになることを目的としています。漢字に苦手意識を持たないように注意しています。範囲や進め方にも工夫をし、どちらのクラスにとっても有意義な時間になるように教師間で協力をしています。

 先日、全てのクラスで漢字テストを行いました。非漢字圏のクラスにだけ、ヒントを用意していたのですが、学生はそれを必要としなかったそうです。今までの非漢字圏のクラスでは、早くヒントをくれ!という学生ばかりだったので正直驚きました。そして、採点をした結果、非漢字圏の学生のクラスが一番成績が良かったのです。

 このくらいまでならできるだろう、これ以上は無理だろう、などと、限界を決めていたのは教師側だったのだと気がつきました。
 もちろん、無理をさせて日本語が嫌いになるのは困りますが、学生の未知なる伸びしろや可能性も考えなければいけないと改めて痛感しました。
 ここまで!という限界を決めたら、それ以上伸びない。これは学生だけではなく、自分にも言いたい言葉です。本当に、諦めたらそこで試合終了ですね。(三澤)

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友達の話を聞く

 先日の授業は「自分の言語活動を振りかえる」というテーマでした。さまざまな角度から、日常でどのように言葉を使ってコミュニケーションしているか、話し合いました。その中に「友達の話を聞くときに、あなたが気をつけていることは、何ですか」という質問がありました。
 授業の準備で、私自身は「友達がその話にどんな感情をこめて話をしているか、理解すること」ということを挙げていました。授業でも、「アイコンタクトをしながら真剣に聞く」「相手の話をよく聞いてそれに合うことを答える」「自分が話すのではなく相手の話すことをよく聞く」などが出て、皆で、うんうん、と聞いていました。日本に来て生活に不自由ない学習者たちの心構えは、母語でも外国語である日本語でも同じです。
 しかし、最後に当てた学生は「助詞の使い方、語彙の使い方」と言いました。他のクラスメートが「あなたは先生ですか?」と、どっと笑いました。しかし、発言した学生は大真面目で、理由を話し始めました。助詞も語彙も、自分が知らなかったり間違えて使っていたりするものも多い、だから、友達の話もよく聞いて自分の表現を豊かにしたい、とのことでした。それを聞いたクラスメートは、そう言えば自分もそうだ、と気がついたようでした。
 友達と楽しくコミュニケーションをとりながら学習も忘れない学習者に囲まれている私は、自分自身の発する日本語に気をつけなければならないと改めて思いました。(早川)

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東京ディズニーランドへ

 遠足で「東京ディズニーランド」に行ってきた。
 勉強が忙しくて(?)東京ディズニーランドへは行ったことがない学生がほとんど。ガイドのお兄さんに連れられ、ボートに乗って、ジャングルクルーズへ。約20名の団体で乗船した。
 船が出港するとガイドのお兄さんは、独特な調子で早口でしゃべり始めた。「これから皆様をジャングルへお連れいたします。危険ですからくれぐれも手や足を出さないでください。気をつけないと戻ってきたときに一人二人いなくなっているかもしれません。」
 「ハハハ!」
 学生たちはポイントでしっかり笑っている。日本人が聞いても結構な早口だが理解していると思うと、少しうれしかった。
 「ここからはアフリカ象のエリアに入ります。あそこにいるのはとても凶暴で。でも最近お嫁さんをもらってからは大人しくなったんですよ。はい、あちらにいるのがお嫁さん。本当に美人ですよね。」
 「ハハハハ!」
 学生たちはまた楽しそうに笑った。やっぱり、ちゃんとわかっている。 こんな具合に最後までジャングルクルーズを満喫した。下船後、元気よく笑っていた学生たちに声をかけた。
 「楽しかったですか?」
 「はい!」
 「お兄さんの説明、よくわかりましたね」
 「お兄さんの話し方が面白かったんです」
 「そうそう、顔を見ているのが楽しかったです」
 「え?」
 もしかして内容はあまり理解していなかったのかもしれない。それにしては、とてもいいタイミングで笑っていたのだが。
 その後も笑いながら、園内を回った。学生にとっては楽しい一日となったようだ。(木島)

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大雪の日の出来事

 1月14日成人の日。東京が7年ぶりの大雪に見舞われたこの日、学校では通常通りの時間割で授業を行っていた。午前10時前後には雨から雪に変わり、11時ごろには本格的に積り始めていた。
 教室の窓からは、近くの空き地に雪が積もる様子がよくわかり、学生たちは外の景色を見ながら、授業に参加していた。午前の授業が終わる頃にはけっこう積っていたので、滑らないように気をつけて帰るようにと注意を促した。雪を見るのは初めてだったり、雪は珍しいものだったりなど、クラスの中でも雪に対する関心度にはかなり差があり、「明日は授業がありますか。」「雪が積もっていても電車は動きますか。」といった質問から、雪道での歩き方をどうすればいいか、長靴はどこで買えるのか、などが話題になった。
 学生同士で雪道での歩き方を実演したり、手に荷物は持たない、襷がけのかばんは体の前ではなく後ろにまわすなど、雪道での心得(?)を教え合ったりと、外に出る前に十分なシミュレーションをしてから、それぞれ帰って行った。
 翌日は、電車の遅れなどもあったが、全員けがもなく無事に出席していたので、前日の雪に関する出来事も、学生にとってはいい思い出となったようだった。(番匠)

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卒業式

 3月16日、千駄ヶ谷日本語学校、千駄ヶ谷日本語教育研究所付属日本語学校の合同卒業式が行われました。
 それぞれの思いを胸に来日した学生たちが、様々な経験を経て、一つの区切りを迎える日です。
 普段と違い、スーツ姿で勢ぞろいした学生たちは、凛々しく、頼もしく見えました。その効果もあってか、なんだか話す日本語も普段より流暢に感じます。
 卒業生にとっては、この卒業式はおそらく夢の途中の通過点でしかないと思います。
 夢に向かって努力し続ける人たちの節目に立ち会うことができるのは、この仕事の大きな魅力だと思います。
 無事卒業を迎えた卒業生を見て、ほっとすると同時に、身が引き締まる思いも覚えました。
 その日は快晴で雲一つない澄み切った空が広がっていました。
 学生たちの未来が、あの空のように晴れ渡ったものであることを、切に願っています。(伊藤)

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