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耳・声・目 教師の“教壇力”を伸ばすトータルトレーナー
小山紀子 Noriko KOYAMA

略歴
千駄ヶ谷日本語教育研究所 専任講師・副所長
 
9歳~13歳、ドイツ・デュッセルドルフ市在住
総合商社人事部勤務を経て日本語教師に転職
1990年 千駄ケ谷日本語教育研究所日本語教師養成講座を受講。
1991年 日本語教育能力検定試験に合格。養成講座を修了し、専任講師となり現在に至る。
 
千駄ケ谷日本語教育研究所において、長年日本語教育を担当するとともに、日本語教師養成にも携わってきた。留学生はもちろん、日本企業への 就職を希望する外国人就活生、日本企業の外国人新入社員など、様々な経歴、ニーズを持つ学習者を指導してきた経験を生かし、どうすれば日本 語教師が教壇でのパフォーマンス力を上げられるか、実践的、具体的な指導を展開している。得意分野の一つ、発音・発声にかかわる分野におい ては20年以上の教育歴を有す。発音の個人指導をした日本語学習者の中には、通訳者、弁護士、大使館員、大学教授等がいる。日本語教師養成講 座では、音声学の理論的な解説をするだけでなく、理論知識をどのように教育現場で活かすかを受講生に考えさせることに、重きを置いている。
 
日本語教育能力検定試験の聴解対策授業でも、単に正解の出し方を解くのではなく、教育現場で日本語教師が日本語学習者の発する間違った発音 を聞き取ることの大切さ、検定試験の受験準備がそのトレーニングにもなること等を受講生に伝えている。また、日本語教師として欠かせない自 己表現の方法について、教師自身の発声・発音を正しく鍛える実践的な授業を展開している。
 
また、教育現場の新人教師・現職教師に対する研修も数多く担当するほか、地域の日本語教室のボランティアを対象とする研修での指導にもあ たっている。こうした場では、教師たちが現場でぶつかる課題をどう解決したらよいのか、アドバイスすることになるが、学習者にいかに目配り するかを重視する。学習者の心理に気を配り授業をいかにコントロールするか、誤用の的確な処理など、その場その場で即応できるための目を養 えるような助言を心掛けている。
 
音声教材、学校紹介ビデオ、聴解試験問題等のナレーションを担当することが多いため、前職はアナウンサーだったと信じている人が多くいる。
著書
『基礎問題集』千駄ケ谷日本語教育研究所・共著
『SJI日本語1~3』千駄ケ谷日本語教育研究所・共著
『コミュニケーション日本語1~3』千駄ケ谷日本語教育研究所・共著
『平成19年度文化庁委嘱・対話を中心とした交流活動のカリキュラム』千駄ケ谷日本語教育研究所・共著
『日本語能力試験模擬テストN1/N2 <1>~<4>』スリーエー・ネットワーク・共著
『新概念交際日本語』東北師範大学出版社(長春)・共著
『標準商務基礎日語第1冊~第4冊』外語教学与研究出版社(北京)・共著
『e-ラーニングコース「音声学1~10」「文字表記1~2」他』千駄ケ谷日本語教育研究所
『日本語教育能力検定試験合格するための本2004「言語教育法・実技(実習)を攻略する」』アルク・共著
『外国人のためのケーススタディで学ぶビジネス日本語 中級』スリーエーネットワーク・共著

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