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私には、道に迷ったとき立ち戻ることができる「原点」のような場所があります。
鶴田 靖行さん
(中国内蒙古自治区:赤峰学院外国語学院日本語科)
1月クラス(高田馬場)卒業
私は青年海外協力隊日本語教師として、中国内蒙古自治区赤峰市の大学で活動し始めてまもなく1年になります。生活にはだいぶ慣れましたが、授業のほうは未だに試行錯誤の毎日です。
海外で活動をしていると、身近に相談できる相手がいなかったりして、大きな孤独や不安に襲われることがあります。そんなとき前へ進んでいく力をくれるのが養成講座で出会った仲間や先生とのつながりです。卒業して2年たった今でもメールやSNSを使って近況を報告したり、励まし合ったりしています。また、養成講座の実習で使ったテキストや赤の入った教案などを見ると、忘れかけていた「基本」を思い出すことができます。私には道に迷ったとき立ち戻ることができる「原点」のような場所がある。そのことに今、とても感謝しています。
ここでの活動も残り1年。これからも学生たちと一緒に、日本語を通して「思いや考えを伝え合う」授業を作っていきたいと思います。
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あれだけやったのだからという気持ちが、国や学生が変わっても私をのめり込ませてくれる原動力になっています。
立木 雅彰さん
(パプアニューギニア:パプアニューギニア大学)
4月クラス(横浜)卒業
この度、JICAシニアボランティアでパプアニューギニアに赴任することになりました。2006年に養成講座で学び、その後、日本で、そしてエジプトの大学で教壇に立ってきました。
私の日本語教師としての原点は横浜校養成講座のクラスにあります。ここで多くのことを学びました。特に、和気あいあいの中にも真剣に取り組んだ実習の雰囲気は、そのまま私の今の授業スタイルになりました。そして、あれだけやったのだからという気持ちが、国や学生が変わっても私をのめり込ませてくれる原動力になっています。もう一つ忘れられないのは、素晴らしい先輩である、諸先生に出会い、また一緒に学んで卒業した教師仲間を得たことです。このネットワークは私の一生の財産になるでしょう。
新しい任地でも、学生を第一に考えて日本語の楽しさを伝え、また彼らにとっての異文化を少しでも紹介していきたいと思っています。加えて自分自身の教師としての成長も楽しみにしたいと思います。
千駄ヶ谷で学ばれる皆様といずれどこかの地でお会いできることを楽しみにしております。
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自分の授業を客観的に分析して工夫を重ねる習慣は、実際の教壇でとても役に立っています。
大石 典子さん
(東京:東京ひのき外語学院)
4月クラス(高田馬場)卒業
海外との文化交流に関わりたいという学生の頃の気持ちを思い出して、日本語教師養成講座を受講しました。
先生方の現場での経験に基づく講義は楽しく、実習は、授業の目的を考えながら、目の前の学習者に必要な事を臨機応変に伝える力を養える充実した内容でした。毎回実習では先生や世代が異なるクラスメートから丁寧なフィードバックをもらいました。自分の授業を客観的に分析して工夫を重ねる習慣は、今、実際の教壇でとても役に立っています。
思いがけず介護や子供の受験との同時進行になり、教壇実習と日本語教育能力試験の勉強はかなり大変でした。それでも日本語を真剣に学ぶひたむきな学生さんたちを前に初めて教壇に立てた時は嬉しく、ああこれは若い時の夢だったのだと思いました。
まだ失敗の多い日々ですが、職場でもフィードバックをいただけるという恵まれた環境の中で、学生さんたちと一緒に成長していけたらと思っています。
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